カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
フリーエリア
最新CM
最新TB
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
・・・本当は今日、自重しようと思ったんだ。文章書かないようにしようと思ったのに。
でもね、思いついちゃったんだ。増子ナッツ。
前回はめちゃくちゃ暗い増子ナッツだったので、今回は明るく可愛らしい話で。
だからタイトルも明るいんだ!
そんな訳で増子ナッツ、ナッツ視点で。
増子は絶対6人目のぷりくあだって。
「どぉーもぉー!!!!ナッツ様ぁ!取材にきちゃいましたぁ~!!!」
せっかくの読書の時間が。そう思ったときには、店内に明るすぎる声が響いていた。
「・・・またか。」
ほぼ、毎日のようにこの新聞記者は『取材』に来る。実際、『取材』というか・・・俺の事を訊いてくる訳だが。
「あ・・・、増子さん?」
その時、ちょうど運良く、ココが帰ってきた。
「あっ!小々田先生!!おかえりなさい!」
「あ、あぁ・・・。えっと、増子さんは、取材?」
へらり、とココが笑うと増子美香は「はいっ!」と大きく頷いた。いや、取材ではない。
「だったら、僕は先に上に上がっとくよ。」
「なっ!?」
「ナッツも強力してやれよ。」
「おっ、おい!!こ・・・」
しかし、呼びかけようとしたときにはココは二階の自室に消えていた。
「そういえば、何で小々田先生とナッツ様ってそんなに仲がいいんですか?もしよければ、教えてくれませんか?!」
キラキラとした眼差しで、俺を見るな。ココが来たことによって、余計面倒なことになってしまった・・・
「べ、別に普通の・・・幼馴染だったからだ・・・」
「じゃあ、じゃあ、ナッツ様の趣味を教えてくださいっ!!」
と、その時―――背筋にぞくりと来る、冷たい感覚。
「なんか・・・出た?!」
「え?」
バンっ、と乱暴に開かれる扉。そして、そこにいたのは怪物。―――ナイトメア。
「逃げろ!!」
そう言って、増子美香を押す。しかし、なかなか動こうとしない。
「何をしてる!?」
「待ってください!取材メモが!!!」
机の上にある、メモ帳をとろうとする。そんな事をしていたら、コワイナーに・・・
その時、コワイナーが机をひっくり返した。机の上にある、増子美香の荷物が舞う。
「あぁ!!!」
ばさばさと、取材メモや、写真が舞う。
「私の、私の写真がっ!!!!」
その中には、何故か
―――俺。
「俺?」
「コワイナー!!!」
そう叫んだコワイナーは一気に写真を燃やした。
写真を、燃やした。
「え・・・・」
暗く、低く、悲しげな声が届いた。間違いない、増子美香の声。
「嘘・・・私の、私の・・・」
震える声を、俺はどうすればいいかわからなかった。そして、増子美香は言葉を続ける。
「私の・・・!!!!!!!
ナッツ様愛の写真集用の写真を――――――――――――!!!!!!!!!」
・・・
「はぁ!?」
「許さない、許さないんだからぁぁぁぁぁっ!!!!!」
そう言って、増子美香はバッと前にでた。
「ちょっと、ま・・・て・・・・」
止めようとしたが、彼女からはオーラが出ていた。殺戮のオーラ・・・復習のオーラが。
「ま・・・すこ・・・」
彼女には武器はない。けれど、彼女はすぐ傍にあったカメラを手にとった。
「電光フラッシュ!!!!!!」
ばしゃっという大きな音が響いた。カメラから出されるフラッシュとは思えない、まぶしい閃光が周りを包む。
「コワッ!?」
コワイナーも声をあげた。その間、増子美香は走り出した。
「待て!?」
無意識のうちに、俺も止めの言葉を上げていた。けれど、彼女が止まるはずがない。
「必殺!!!!!!新聞記者魂キ―――――――――――ック!!!!!!!!!!!!」
素晴らしいフォームで増子美香はコワイナーの胸に蹴りを食らわせた。
まるで人間界の『仮面○イダー』の『ラ●ダーキック』のようだった。
「・・・な。」
言葉を失った。
コワイナーが、消えていたのだ。
「あっ、写真!!」
コワイナーが消えたお陰で、燃えた写真も復活した。
「おい!!!ナッツ、大丈夫だったか!?」
ココが慌てて出てきた。今まで何をしていたんだ、と思ったがきっと衝撃で元の姿に戻ってなかなか出れなかったのだろう。
「ああ・・・お前は、大丈夫・・・」
増子美香に声をかけようとしたが、彼女が手に持っている写真を見て、何もいえなくなった。
寝ている俺
風呂に入っている俺
あくびをしている俺
接客中の俺
読書をしている俺
「はいっ!増子美香、全然無事です!」
「・・・その、写真は。」
「え?あ、ああぁあああ!!!?いや、違うんですよ?!」
ココもその様子を見て、ぽかんとしている。そしてまた、何も言わず静かに部屋に『逃げた』。
「それは、何だ。」
無意識のうちに声が低くなってしまった。
「こっ、これは・・・・」
「さっき言ってた写真集っていうのは、何だ?」
「えっ、えーっと・・・えへっ?」
にこっと笑う新聞記者、増子美香。
「っ~!!!!!!一週間取材禁止だ――――――――!!!!!!!!!!!!!」
:あとがき:
増子は絶対バカだとおもう。あくまでも腐女子ではございません。
腐女子はこまちさま。そのうちこまかれ書きます。
前回とは違うテンポで書いたのである意味楽。でも絶対増子は6人目のry
そして、この後小々田が増子から写真を買うという、ね。そんなココナツ(コラ
PR
この記事にコメントする