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久しぶりに文章を書こうと思います。何かこのごろ文章=エル王な気がするのですが、やっぱりエル王です。だってエル王って何かと書きやすいし……委員長系と不良系って良いよね。 そんな感じでさくさくーっと書いて見ます。
……さて、どうしたものか。
「エル、いい加減にしてください」
「やだ」
「何が嫌なんですか?」
「王が俺に対して最近冷たいもん」
冷たいなら、わざわざ家に上げて一緒に勉強なんてしていませんよ。それに、私が冷たいなら家に上げることすらしませんから。
「王さ、俺のこと嫌いだろ?」
「何でそんなこと言うんですか」
「俺が好きって言っても返事くれないから」
そう言われましても。
私はエルの顔を見て、それから机の上にあるワークを見た。ワークの問題には簡単に答えられるというのに、エルの問いには答えられない。
「ねー、王」
「なんですか」
「答えてください」
「何をですか」
「俺の愛への答え」
答え、ですか。今まで私に質問の形で言った事がありますか、その愛というのは。
『好きだ、王!』
『愛してる王!!』
『俺と一緒に、幸せになろう☆』
『王―――!! 俺だ――――ッ!! 結婚してくれ――――!』
最後のは特に思い出したくなかった。本当に愛を質問の形になっていますか。そして、それに答えろって、私がエルと結婚しないといけないって事ですよね。
「答え、ですか」
「そう、答え」
「制限とかは、無いんですか?」
「制限……? 何で、制限なんて必要なんだ」
愛に制限なんて必要ない! エルは高らかにそう言ったけれど、制限をつけてくれたほうが答えやすい部分がある。制限なし、とは逆に難しい問題だ。
「エル」
「何だ?」
「模範解答とか、無いんですか?」
「模範解答? 何で答える前に模範解答を欲しがるんだ! お前だって、数学の問題解く前に模範解答を見るか?!」
突然エルが真剣な顔をして、叫んだ。言っていることは、悔しいけれど正しかった。確かに、私は数学の問題を解く前に考えて、わからなかったら模範解答を見る。なら、私はこの問題を考えなければいけない訳だ。
「俺は、真剣に考えて欲しいんだ」
「真剣、ですか」
「そう。俺は、俺の気持ちがお前に届いてるかわからないから、訊くんだ」
「わからない?」
エルは私の言葉に頷いて、言葉を続けた。
「だって王は俺に答えをくれないんだぜ。俺なんか模範解答の無い問題に答えを求め続けてるんだ」
「……そう、ですか」
エルは、真剣だったんだ。 エルの言葉一つ一つには私への思いが含まれていて、私に、必死に尋ねていたんだ。答えを、求めて。 私の頭の中に居るエルは、声が大きくて、楽しそうに笑っていて、誰かのそばに居て、私のそばに居て…………
「エル、わかりました」
数学のワークを閉じて、私はエルを見る。
「答えてくれるのか!」 きらきらと瞳を輝かせるエルに、私は頷いた。
「ただし」
白紙のまま開かれているエルの数学のワークをシャーペンでとんとんとん、と叩く。エルの顔が「何してるの?」と言いたげになって私を見つめる。
「今度の数学のテストで、点を上げたら答えてあげますよ」 エルの肩がガクリと落ちた。 私にだって、考えるための時間が欲しいのだ。
「これで、フェアですよね?」
:あとがき:
gdgdなエル王でサーセンwwwwwww←
もう何ていうか、エルはアホの子設定が基本なのですがどうでしょうか。
そしてどちらかと言うと王→←エルみたいな話になってしまった、です。最近本気でエル王が書けない希ガス。
次こそは……次こそは…………!
「エル、いい加減にしてください」
「やだ」
「何が嫌なんですか?」
「王が俺に対して最近冷たいもん」
冷たいなら、わざわざ家に上げて一緒に勉強なんてしていませんよ。それに、私が冷たいなら家に上げることすらしませんから。
「王さ、俺のこと嫌いだろ?」
「何でそんなこと言うんですか」
「俺が好きって言っても返事くれないから」
そう言われましても。
私はエルの顔を見て、それから机の上にあるワークを見た。ワークの問題には簡単に答えられるというのに、エルの問いには答えられない。
「ねー、王」
「なんですか」
「答えてください」
「何をですか」
「俺の愛への答え」
答え、ですか。今まで私に質問の形で言った事がありますか、その愛というのは。
『好きだ、王!』
『愛してる王!!』
『俺と一緒に、幸せになろう☆』
『王―――!! 俺だ――――ッ!! 結婚してくれ――――!』
最後のは特に思い出したくなかった。本当に愛を質問の形になっていますか。そして、それに答えろって、私がエルと結婚しないといけないって事ですよね。
「答え、ですか」
「そう、答え」
「制限とかは、無いんですか?」
「制限……? 何で、制限なんて必要なんだ」
愛に制限なんて必要ない! エルは高らかにそう言ったけれど、制限をつけてくれたほうが答えやすい部分がある。制限なし、とは逆に難しい問題だ。
「エル」
「何だ?」
「模範解答とか、無いんですか?」
「模範解答? 何で答える前に模範解答を欲しがるんだ! お前だって、数学の問題解く前に模範解答を見るか?!」
突然エルが真剣な顔をして、叫んだ。言っていることは、悔しいけれど正しかった。確かに、私は数学の問題を解く前に考えて、わからなかったら模範解答を見る。なら、私はこの問題を考えなければいけない訳だ。
「俺は、真剣に考えて欲しいんだ」
「真剣、ですか」
「そう。俺は、俺の気持ちがお前に届いてるかわからないから、訊くんだ」
「わからない?」
エルは私の言葉に頷いて、言葉を続けた。
「だって王は俺に答えをくれないんだぜ。俺なんか模範解答の無い問題に答えを求め続けてるんだ」
「……そう、ですか」
エルは、真剣だったんだ。 エルの言葉一つ一つには私への思いが含まれていて、私に、必死に尋ねていたんだ。答えを、求めて。 私の頭の中に居るエルは、声が大きくて、楽しそうに笑っていて、誰かのそばに居て、私のそばに居て…………
「エル、わかりました」
数学のワークを閉じて、私はエルを見る。
「答えてくれるのか!」 きらきらと瞳を輝かせるエルに、私は頷いた。
「ただし」
白紙のまま開かれているエルの数学のワークをシャーペンでとんとんとん、と叩く。エルの顔が「何してるの?」と言いたげになって私を見つめる。
「今度の数学のテストで、点を上げたら答えてあげますよ」 エルの肩がガクリと落ちた。 私にだって、考えるための時間が欲しいのだ。
「これで、フェアですよね?」
:あとがき:
gdgdなエル王でサーセンwwwwwww←
もう何ていうか、エルはアホの子設定が基本なのですがどうでしょうか。
そしてどちらかと言うと王→←エルみたいな話になってしまった、です。最近本気でエル王が書けない希ガス。
次こそは……次こそは…………!
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たとえ点数が上がらなくても……
っていうか改行できてなくて、読みにくかったね……(´・ω・`)
でも2828していただきありがとうございますー。エルは基本的に真っ直ぐなキャラだと思います。
なので王にも本気で愛を叫んでるんだぜ☆
ぎぶあんどていく楽しみにしてるよーノシ
でも2828していただきありがとうございますー。エルは基本的に真っ直ぐなキャラだと思います。
なので王にも本気で愛を叫んでるんだぜ☆
ぎぶあんどていく楽しみにしてるよーノシ