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三上君からのリクエスト品第二弾。
今回はモモ話。若干浦桃?いや、そこまでじゃないや。
そういえば前回の話は桃視点だったんだよ。まぁわかるだろうけど。
で、今回は浦視点。
話は35話「悲劇の復活カード・ゼロ」から。
今回はモモ話。若干浦桃?いや、そこまでじゃないや。
そういえば前回の話は桃視点だったんだよ。まぁわかるだろうけど。
で、今回は浦視点。
話は35話「悲劇の復活カード・ゼロ」から。
足が、限界だ。これは、先輩の言葉で言うと、まさに足のしびれが『クライマックス』。
良太郎が特訓する、ということで僕と先輩も協力したのだがハナさん(いや、『さん』というよりも『ちゃん』かな)に怒られてしまった。
さらには「ナンパ禁止令」を出された。そして、反省する為に正座。
この姿で正座って、結構辛いことがわかった。良太郎に入って正座するときは楽だったのにな。
隣で同じように正座する先輩は首から「ケンカしません」とかかれたプレートを下げている。
しかし・・・先輩は先ほどからずっと俯いている。全く言葉を発さない先輩は、正直言って気持ち悪い・・・
「先輩、どうしたの?さっきから黙ってて。」
「・・・なぁ、亀、お前・・・得意な事とか・・・あるよな・・・」
突然、元気のない低い声で先輩が言った。
「へ?」
「どんな事が出来る?言ってみろよ」
得意なこと、ですか。
「うーん・・・まぁまず、女の子が喜ぶ言葉は得意だよ。一応ピアノは弾けるし、華道と茶道は知識あるからできるよ。料理とかもやろうと思えばできるね。あぁ、あと1番得意なことは釣り、だね。」
少し笑いながら先輩に向かって言う。ここで何か文句を言うのが先輩のはずなのに、先輩は黙ったままである。
「で、先輩は?」
「俺の得意なこと・・・」
そう言って、指を折りながら数える。
「ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ、」
「・・・」
「ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ・・・」
両手の指を全て使って、ケンカの数を数えた。最後のほうは、声が震えていた。
「・・・う、うん」
「なぁ・・・亀、俺・・・これしか出来ねぇんだよ・・・」
涙交じりの声で、先輩は言う。
「俺って頼りねぇよな・・・」
―――まずい。
この人はふてくされると、リュウタの次に厄介なのだ。いや、同じくらいか。
ともかく、このままにしておくと僕が面倒なことになってしまう。
「そ、そんな事、ないよ、先輩っ!先輩がいないと困るって!」
「えっ?」
うるうると目に涙をためた先輩が、僕を見る。
「ほ、本・・・っ当かっ・・・」
「当たり前だよ、ほーら、泣かないの。」
そう言って先輩の目にたまった涙を、指先ですくう。
この人が、普段「俺、参上!」とか叫んでいるのかと思うと、少し笑えてきた。
「亀、てっ、テメェ何笑ってやがる!」
涙が落ち着いてきたらしく、先輩にいつもの威勢が戻って来た。
「えー、いやあね、まさに『鬼の目にも涙』だなぁって。」
「うっ、うるせぇよ!こんの・・・ああああああああ!!!!」
立ち上がって僕に殴りかかろうとした先輩は、足のしびれを忘れていたようだ。
「ちょっと先輩、やめてよ・・・うわぁっ!?」
そして、僕も。
「あーっ♪モ モタ ロスに亀ちゃん何してんのぉ?」
「どーしたんですかぁ?」
そんな最悪のタイミングにリュウタとナオミちゃんがやってきてしまった。
これは、『かーなーり』まずいな―――――
:あとがき:
なんか微妙な話でごめん。
でもさぁ、桃が凹むと本当に面倒だと思う。うん、そうおもう。
それで、桃は泣いたりしたら可愛いと思う。
そして、浦に愚痴って浦桃展開ならいいと思う。
結局浦桃ではないよなぁ・・・っていうか浦のキャラが1,2本ネジが抜けてるような・・・orz
良太郎が特訓する、ということで僕と先輩も協力したのだがハナさん(いや、『さん』というよりも『ちゃん』かな)に怒られてしまった。
さらには「ナンパ禁止令」を出された。そして、反省する為に正座。
この姿で正座って、結構辛いことがわかった。良太郎に入って正座するときは楽だったのにな。
隣で同じように正座する先輩は首から「ケンカしません」とかかれたプレートを下げている。
しかし・・・先輩は先ほどからずっと俯いている。全く言葉を発さない先輩は、正直言って気持ち悪い・・・
「先輩、どうしたの?さっきから黙ってて。」
「・・・なぁ、亀、お前・・・得意な事とか・・・あるよな・・・」
突然、元気のない低い声で先輩が言った。
「へ?」
「どんな事が出来る?言ってみろよ」
得意なこと、ですか。
「うーん・・・まぁまず、女の子が喜ぶ言葉は得意だよ。一応ピアノは弾けるし、華道と茶道は知識あるからできるよ。料理とかもやろうと思えばできるね。あぁ、あと1番得意なことは釣り、だね。」
少し笑いながら先輩に向かって言う。ここで何か文句を言うのが先輩のはずなのに、先輩は黙ったままである。
「で、先輩は?」
「俺の得意なこと・・・」
そう言って、指を折りながら数える。
「ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ、」
「・・・」
「ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ、ケンカだろ・・・」
両手の指を全て使って、ケンカの数を数えた。最後のほうは、声が震えていた。
「・・・う、うん」
「なぁ・・・亀、俺・・・これしか出来ねぇんだよ・・・」
涙交じりの声で、先輩は言う。
「俺って頼りねぇよな・・・」
―――まずい。
この人はふてくされると、リュウタの次に厄介なのだ。いや、同じくらいか。
ともかく、このままにしておくと僕が面倒なことになってしまう。
「そ、そんな事、ないよ、先輩っ!先輩がいないと困るって!」
「えっ?」
うるうると目に涙をためた先輩が、僕を見る。
「ほ、本・・・っ当かっ・・・」
「当たり前だよ、ほーら、泣かないの。」
そう言って先輩の目にたまった涙を、指先ですくう。
この人が、普段「俺、参上!」とか叫んでいるのかと思うと、少し笑えてきた。
「亀、てっ、テメェ何笑ってやがる!」
涙が落ち着いてきたらしく、先輩にいつもの威勢が戻って来た。
「えー、いやあね、まさに『鬼の目にも涙』だなぁって。」
「うっ、うるせぇよ!こんの・・・ああああああああ!!!!」
立ち上がって僕に殴りかかろうとした先輩は、足のしびれを忘れていたようだ。
「ちょっと先輩、やめてよ・・・うわぁっ!?」
そして、僕も。
「あーっ♪モ モタ ロスに亀ちゃん何してんのぉ?」
「どーしたんですかぁ?」
そんな最悪のタイミングにリュウタとナオミちゃんがやってきてしまった。
これは、『かーなーり』まずいな―――――
:あとがき:
なんか微妙な話でごめん。
でもさぁ、桃が凹むと本当に面倒だと思う。うん、そうおもう。
それで、桃は泣いたりしたら可愛いと思う。
そして、浦に愚痴って浦桃展開ならいいと思う。
結局浦桃ではないよなぁ・・・っていうか浦のキャラが1,2本ネジが抜けてるような・・・orz
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