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三上君からのリクエスト第三弾。
っつーことで浦話です。視点はキンちゃんでよろしく。
目標はキンウラモモ。

出来る自信がねぇ!
亀が多少キモイのは桃月の愛故に。

「せーんぱいっ♪あーんっ」
「きっ、気持ち悪ぃよ!!近付くな亀!!!」
「じゃあ、このプリン、僕が食べるよー?」
「ああああ!!!お・れ・の!!プリーン!!!!!!」
騒がしい奴らや。さっきからプリンやの亀やの賑やかで。
「全く、何をさわいどんのや。」
「なんかねー、亀ちゃんがーモ モタロ スのプリンをとってあーんしてるのー」
そう言って、龍の字が絵を描きながら言った。
「あーん?」
「そー。スプーンをこーやって持ってきて、あーん。」
龍の字が俺に手を出してその様子を再現した。あーんやて?
「男なら、自分で飯を食うのが当たり前やろうが!」

と、いう事で亀の字を呼んでみた。
「で、どうしたのキンちゃん?」
「何で、男が自分で、自分の手で!飯を食わんのや!!」
俺の叫びに、亀の字が泣いた。訳がなかった。
「あぁ、あれ?アレは一種の愛情表現だよ、キンちゃん♪」
楽しそうな亀の字の声。なんや、愛情表現て。
「桃の字にか?」
「そうそう。僕は僕なりにね、先輩に愛をあげてるんだよ。」
「せやけど、アレの何処が愛や。愛っちゅーのは、もっと深いもんがあるはず。あんな、たかだかプリン一個で愛な訳がない。」
俺、流石や。俺にしか、この言葉は言えん!
「うーん?違うんだよキンちゃん。」
ち、ち、ち、と亀の字は人差し指を振りながら言った。
「例えば1つのプリンでも、僕の手にかかれば『僕の愛の含まれたプリン』ってなるんだよ。」
何を言っとるんや、この亀は。
「僕は先輩にプリンをあげる。それにセットで愛。」
「・・・はぁ?」
「で、僕は先輩から同じように、愛を貰う、と。」
どう見ても、桃の字が亀の字に愛を与えてる様子は見られん。こいつはちょっと、アレか?かわいそうな子ってやつか?
「貰ってる様子は見られへんけど、どうなんや?」
「リールを引くのは強引に、時に慎重に。」
「はぁ?」
亀の字はいっつも遠まわしな言い方をする。ようわからん。
「つまり、愛を強く求めちゃダメ。でも、たまに奪い取る勢いも必要なんだよ。」
そう言って、亀の字はフッと笑った。
「なるほどな、わかったで。」
そう言って、亀の字の唇を奪う。不意打ちを食らった、と言いたげな亀の字の顔が目の前に見える。
「んっ・・・」
小さな、亀の声が耳に届いた。
「へぇ・・・いきなりだね、キンちゃん。」
困ったような、亀の字の笑顔。
「お前も桃の字にやっとるんやろ、これくらい。」
「まぁ、でももうちょっと僕は、時と場合を考えるよ。」
フッと、亀の字が笑う。
「男は常に、直球勝負や。」
「流石キンちゃん、説得力あるね。」
当たり前や、男は常に真っ直ぐ。変に曲がりくねった言い方よりもはっきり言わんとな!
「でも、まさかキンちゃんに奪われるとは。」
そういう困った笑顔を見るのが、1番好きや。困っとるくせに、少し喜んでる様な顔。
「強引にでも引いて自分のもんにする!それが、男って奴やで、亀の字!」
「・・・参りましたよ。」



:あとがき:
最初のほうの亀がテラキモス
でも実はこれが初の金浦、っていうか金攻めだったりする。
あれー、確か金ちゃんは総攻めって言ってる人があれー?
まぁ、かけたからいいや。
一応、キンウラモモでした。
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