忍者ブログ
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新CM
[07/09 U4]
[06/29 かのん]
[02/04 U4]
[01/29 U4]
[09/11 こぎつね☆]
最新TB
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析
怪しげな創作メモ的な。版権・オリジナル、何でもあり。 このブログを見た後や同窓で公式サイトを見るのはご遠慮ください。
[30]  [29]  [28]  [27]  [26]  [25]  [24]  [23]  [22]  [21]  [20
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

この間三上君からまたイラストもらって何となーくネタが思いついた。

携帯といえば、姉が新しく変えていました。それが、赤。
ケ/ータ//ロス!!!

あんまりCPっぽくないかも。良太郎不幸話、みたいな。
ギャグギャグしてますよー。

検索避けの為スペースが空いて若干読みにくいのを許してねっ、ねっ!


「うん、そうだね・・・わかってるよ、アキ。うん、うん・・・」
電車内での携帯電話の通話はご遠慮ください、なんて言葉はこの電車では通用しない。
「えいっ、うりゃー、やぁー!」
電車内での携帯電話の使用はご遠慮ください、なんて言葉もこの電車では通用しない。
「ぐあっ・・・ごっ・・・ぐっ・・・」
電車内での大きないびきをかいての睡眠はご遠慮ください、なんて言葉は何処の電車でも通用しない。
そう言ったわけで、このデン ライナーでは自由空間が広がっている。
「っつーか何でお前ら携帯持ってんだよ?!」
「えー、先輩、ほら。前に、電話かけたときに使ったのこれだからさ。」
「何でか知らないけど、持ってたんだよねー。あははっ、モ モタロ スだけ仲間はずれー」
・・・ぶっちゃけ、俺が何でこんな堅苦しい口調で話しているか意味が解からない。まぁ、それはいいとして。
小僧に亀、そして熊までも携帯を持ってるこのご時世に、俺だけ持っていないのはおかしいと思う。
「でもさー、先輩持ってても使い道無くない?」
亀がにやりと笑いながら言った。もちろん、その時もぴこぴこと携帯をいじくりながら。
「なっ、何でだよ!?」
「そうだよねー、モモ タロ スって友達少なそうだよねー」
小僧までもが携帯をぴこぴこいじりながら言う。そういう態度が苛々する!!!
「んな事言ったら熊はどうなんだよ!!」
「えー、熊ちゃんとボク、よくメールするよぉ。あ、返信遅いけどねぇー」
「そうそう。キンちゃん、遅いよねぇー、打つの苦手だよねー。」
あっはっはっはっは。
そんな愉快な笑い声が、デ ンライ ナーに響く。その笑い声の大きさと比例して、俺の苛立ちも―――


「良太郎!!!頼むっ!!俺にも携帯をっ!!!」
「おっ、落ち着いてモモ タロ ス。何があったの?」
とりあえず、俺だけではどうしようも出来ないので、まずは良太郎に頼むことにした。
「実はなかくかくじかじかてんてんまるまる。」
「あぁー・・・な、なるほどね・・・」
俺の事情説明に、良太郎は困ったような笑顔を浮べて納得してくれた。
「それはでも・・・僕じゃどうしようも出来ないんだけど・・・」
「なっ!?何でだよ!!」
「だって、ね?ほら、携帯だって結構・・・」
そう言って、良太郎は言葉を濁した。
「結構、何だよ?」
「・・・お、お金・・・かかるんだ・・・」
それを言われると、言葉が詰まってしまう。これ以上良太郎に負担をかけるのは・・・て?
「じゃあ、あいつらどうやって携帯使ってんだよ?」
「そういえば、そうだよね・・・」
良太郎もその言葉を聞いてうーんと唸った。あいつらの携帯料金は誰が払ってるんだ?

「え?あぁ、これ?良太郎のだよ?」
デン ラ イナーで、小僧の言葉を聞いた瞬間の良太郎の顔は真っ青だった。
「・・・え?」
「だから、これ、良太郎のだって!」
「そうそう。過去の良太郎の携帯をちょっと借りてるんだよね。」
「借りて・・・」
かすれるような小さな声で、良太郎は呟く。
「って?!何でんな面倒な事してんだよ!!!」
「ほら、良太郎の携帯に僕のデータ入れたらもうパンパンになっちゃって。」
「音楽入れたらすぐにデータフォルダ一杯になっちゃって。」
「つい、力を入れたら壊れてしまってなぁ」
「熊ー!!!テメェそれ関係ねぇだろうが!!!」
俺たちがそう言っている間に、良太郎は「そういえば・・・」と小さく言った。
「確か・・・先々月・・・すごいダウンロード料金が・・・」
「あ、それボクー」
「その前は通話料が・・・」
「それ、僕のね。」
「その前の前は携帯自体が粉々に・・・」
「すまん良太郎!それはオレや!!!」
良太郎の表情は見る見るうちに引きつったものになってゆく。そして、

「もう、モモ タロ ス以外は変身しないから。」

「「「えぇぇ!?」」」
「クラ イマックス フォームも当分しないよ」
「ちょ?!良太郎!!それは無いでしょ?!」
「そうや!オレらが居らんと大変な時はどうするんや!!」
「やだやだやだー!!ボクもでるぅー!!!」
しかし、そんな事を言っても後の祭り。良太郎の怒りはまさに「クライマックス」だった・・・
その時の良太郎の表情は、俺が今まで見た中でも、1番怖いと思った。
「ごめんなさいは?」
良太郎はいつもと変わらないような声で、けれど怒りの入った声で3人に言った。その言葉を聞いて、3人は「うっ」と言葉を詰まらせる。
「ごめんなさい、は?」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
そして、お互いに顔をあわせて、

「「「ごっ、ごめんなさぁぁぁいっ!!!!」」」

息ぴったりにそう言った。



:あとがき:
結局ごめんなさぁぁぁい!を言わせたかったお話。
良ちゃんは最終的には1番強いと思うよ。ごめんなさいで(笑
あの桃の名言はすごいよ。まだ始まって4話くらいであれだもん。
良ちゃんすきだー!!っていうか初めて良ちゃん出した。

っつーか金ちゃんの台詞が少なくてすんませんorz
なに言わせればいいかわからないんです、あの子orz

っつーかこれ裏じゃなくてもよかった気がするorzもういまさらか・・・
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
この記事のURL:       
←←   結婚、しよう。  HOME  4人でアクション   →→
忍者ブログ*[PR]