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怪しげな創作メモ的な。版権・オリジナル、何でもあり。 このブログを見た後や同窓で公式サイトを見るのはご遠慮ください。
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浦裏切りフラグキター
遊//佐=猫目=裏切り=浦って感じの方程式wwwまじktkr
来週の展開にwktk。早く日曜日なんねぇかな。

そして、自分内裏切り理想系。




「・・・最初から、だったの・・・」
僕を、見つめる彼の瞳は震えていた。そんなにも、彼は信じていたのか。その隣に居る先輩もまた、苛立ちを露わにしている。
「ふざけんじゃねぇぞ亀!!!」
「・・・ふざけてるつもりはないよ、先輩。」
僕は最初から言っていたはずだ。
「千の偽り、万の嘘」
「・・・亀ちゃん、何でっ・・・」
泣きそうな声で、リュウタが言った。その目には涙が溜まっている。
「僕の言葉に、真実はない。」
「どうして?!」
良太郎の叫ぶ声。こんなに彼が声を上げるとは思わなかったから、正直驚いた。きっと顔に出てしまっただろう。
「僕は、釣り師だ。たった1人に感情を許すことなんてないよ。」
彼と顔をあわせるのが気まずくなったから、爪をいじる。先輩がぐっと強く、拳を握っている。
「亀ちゃん・・・」
何で、何でと、リュウタが声を震わせながら尋ねた。答えることなんてない、僕は首を振った。
「じゃあね。」
僕は彼らに背を向ける。傍に居るイマジンたちが僕を見つめた。
「ああ、じゃあ最後に。」
ドアが閉まる一瞬、彼らに『最期』の言葉を残した。
「僕の言葉は
        全部嘘だよ。」


先頭車両に乗って、全てのイマジンたちを黙らせた。簡単なことだ、イマジンたちを黙らせることなんて。
けれど、これによって僕の存在は消えてしまうだろう。バイクのハンドルを握る。
「さて、行きますか。」
砂になって、消えてゆく感覚をまた味わうなんてね。でも、僕の時間に繋がらないならそれでいい。
「あっちの時間は面白くなさそうだからね。」
もし繋がったらアユミにリサにエリーも一緒じゃなくなる。それは僕としては困るものだ。
そしてハンドルを動かし始めた。これで時代が動き出す。
「・・・怒ってるよなあ、先輩。」
呟いて、笑う。怖いなあ、また会ったら怒鳴られるかと思うと少し背筋に寒いものを感じた。それに、リュウタもあんなに泣いてたから、何回叩かれるだろうか。
「良太郎も・・・怒ってるか。」
それとも、もう一度僕を受け入れてくれるだろうか。僕に「おかえり」と言ってくれるのだろうか。
でも会えるとは思えない。もう、会うことは出来ないだろう。それでも、こんな風に思うのは僕自身が感情を許してしまったからか。
釣り師だけど、失格だな。そう思った時、冷たい何かが頬を伝った。
「もう一度、会いたい。」
誰か、じゃない。みんなに、会いたい。
「・・・最後だから、ね」
スピードを上げて、時間を超える。最も重要な時代に、彼らを降ろさないと。
「さあ、行くよ!!」
自分に言い聞かせるように、叫んだ。一年前のあの時代に、行けば、きっと。


:あとがき:
浦はいい人死が良いです←
それか最後の最後まで裏切って、桃に殺されるか。の、どっちか。
とりあえず、前者じゃないと日曜の8時からは放送できないので、そんな感じで書いてみた。
うーん・・・どうなんだろう、もうちょっと浦を磯磯させたかった。いそいそー

そんな感じ。
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