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怪しげな創作メモ的な。版権・オリジナル、何でもあり。 このブログを見た後や同窓で公式サイトを見るのはご遠慮ください。
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そして解良解。でんおー強化月間です。もう、お、おわっ、おわ、おわっる、か、か・・・(号泣
もういっぱいかいてやるー!!!!どーんってかいてやるーーーー!!!!
いままで書いた事ないようなCPだってかいてやるーーーーーー!!!!!うわーーーーーんっっっっ!!!!

そんな訳で、また解良解でうぁいおれんつネタ。

あいつに与えたのは、空の色だけだった。この古びた工場で、色らしい色は空ぐらいだろう。
鎖で縛った手は、血がとまっているせいで少し色が悪い。
「・・・」
真っ黒すぎるその瞳は、天井の小さな窓を見つめている。まるで、闇のようなその瞳。その瞳が、とても美しい。
「なあ、お前・・・きつくねぇの?」
俺が聞くと、ちらりとあいつは顔をこちらに向けた。少しやつれたようなその表情。首を傾けた時に、鎖の音がちゃり、とした。
3日間、拘束して飲まず食わずとなると、普通にきついだろうなと思った。
「・・・ぁ、にが・・・」
「あ?」
「何・・・が・・・」
かすれたような声。ああ、その声を聞くと背中がぞくぞくと震える。気持ち悪いはずの感覚なのに、俺はそれを受け入れていた。
「君・・・が、何を・・・・・・したい、か・・・しらない、・・・・・・け、ど・・・」
鎖をがちゃがちゃと動かす。工場の倉庫にあった適当な鎖は、もう古く錆びていた。そのため、あいつが鎖を動かすたびに、ついている錆が落ちる。
「・・・とめる・・・・・・か、ら・・・・・・」
がちゃ、がちゃと音がする。止める、ああ・・・俺がすることか。
「何でー?お前に関係ねぇだろ・・・」
空が、青い。きっと、あいつの瞳にもその青が映っていたのだろう。真っ黒な、何も染まらないその黒に。
その時、がきんという高い音が響いた。俺があいつの方を見ると、あいつは起き上がっていた。鎖で起き上がれなかったハズなのに。
「・・・カイ」
あいつが、俺の名を呼んだ。そしていつの間にかあいつは俺の後ろに居た。
「お前・・・何で・・・」
俺が尋ねると、あいつは手に持っていた鎖を見せた。古く錆びた鎖が、ちぎれていた。
「僕は、君を止めたいんだよ・・・」
あいつは俺の首にその錆びた鎖を巻いた。錆の匂いが、鼻につく。冷たく、ざらついた感じが首にする。
「・・・君が、欲しいから」
そう言って、鎖に少しずつ力を加えた。呼吸が止まりそうになる。
「ねえ、カイ・・・」
君が好きだよ
あいつが小さく、耳元で囁いた。また力が加わる。
「ぁあ・・・なん、で・・・?」
「さあ・・・もしかして、似てるからかなあ」
穏やかな声は変わらず、ただ静かに力を加えた。肉が挟まり、痛みも伴う。
「君と僕のこの感じ・・・似てる気がしない?」
「ぁっ、あ・・・」
呼吸が、出来ない。首に痛みを感じる。早く、早く外してくれ。
「ああ・・・ぁっ、あ・・・」
少し前まで俺によって縛られていたその手は、青白くなっている。その手の色が、とても綺麗。
「・・・カイ・・・好きだよ」
だから、
「だから僕の傍に居て・・・」
呼吸もせずに
「お前・・・は・・・」
俺が僅かに顔をずらして、あいつの顔を見る。真っ黒な瞳が、俺を映す。
「ね、カイ・・・」
ぐっと、力が加わった。
「ああっ、」
声を上げると、ふっとあいつが微笑んだ。首が、しまった。完全に、呼吸が止まった。


:あとがき:
解良解・・・またもげきちんだーwwwwでも良様かけたからいいやw
とりあえず、何でこんなことになったかと言うと、GOTHを久しぶりによんだからねwwえへへww
っていうか傷が実写映画化ってマジすか。っていうか何でアサトとか子供じゃないのえ、何で?何で??

そんな感じ。

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