なんか、いう事下で言った気がする。
でも自分文章能力まともに無いからさ、書きたいことの半分も書けてない。
１番ショックなのはアニメの感想書くとき。
あれかこうーこれかこうーって思って見てんのにさ、重要な事を忘れちゃうんだよ。ヽ(`Д´)ノｳﾜｰﾝ
１番何が言いたいのか、自分でもよくわかんないときは大変だぁ。

今、私は誰かに会っても平気かなぁ。

輝く熱い夏の陽射し。
貴方がとても輝いて見える。満面の笑みを浮べて、私を見ている。
その笑顔が、私は好きだ。とても優しくて、とても強くて。
それから私に近付いて、泥や砂で汚れた手で私を強く撫でてくれる。
本当はあんまり好きじゃない。けれど、その力強い手の暖かさは大好きだった。
それから貴方はまた笑って、夏の陽射しの中に消えてゆく。
私もあんなふうに素敵な笑顔を浮べたい、私もあんなふうに力強くなりたい。そう思っていた。

現実はそんなに甘くは無く、私は素敵な笑顔も浮べられない、力強くなれない。
貴方の笑顔は、もう見れない。貴方の笑顔は、もう見れない。
いつか望んだ夢物語は、結局現に消えてゆく。
手を伸ばして、掴み取ったこの大地は、貴方が走るには固すぎた。
どうして、どうして貴方はここに居ないの？
貴方のような素敵な人が、ここに居れば世界を素敵に出来たのに。
あるいは、私が落ち着けるのかしら。

また熱い風が吹く。
あの輝く熱い夏の陽射しはもう見れない。陽射しはビルで区切られて、大地は黒く熱い鉄板。
貴方がいれば、この世界だって素敵に見れる。
たとえビルで区切られた陽射しでも、その一筋を見つけようと必死になれる。
黒くて熱い鉄板の大地だって、裸足で駆け回れただろう。
満面の笑みを浮べた貴方が、私の傍にいてくれたなら･･･私は強くあれたのに。

偶然、ビルの隙間に貴方を見つけた。貴方だと思って、私は走り出す。
鉄板の大地は、走るには少し痛い。けれど、貴方がいるのならそんな痛みも飛んでゆく。
貴方は私と同じ、スーツを着ていた。ネクタイなんか締めて、真面目な顔をしている。
人に向かってぺこぺこと礼をしている。私と同じ事をしていた。
あの輝く熱い夏の陽射しに照らされていた貴方はもういない。
つらそうな表情を時折浮べて、何かを話していた。私の知っている、貴方ではない。

黒く熱い鉄板の上を、私は１人白いハイヒールで歩く。きっと貴方は気付かない。
ビルに区切られた陽射しはもう見えない。夕暮れ時のあのオレンジ色は、ここではもう見れないのかも。
そう思うとなんだか目頭が熱くなって、涙が出そうになった。
ああ、ここはあの時とは違うのね。

もしもこれが、素敵なドラマなら貴方がやってきて、私を抱きしめてくれたでしょう。
けれどそんな甘いドラマはTVの向こう側だけ。私はそれを、舐め続けるだけ。
ビルに入って、少し効きすぎた冷房に肩を震わせる。
エレベーターに入って、自分のオフィスの階のボタンを押す。

あの輝く熱い夏の陽射しは、私の影で消えていった。
あの力強く撫でてくれた汚れた手は、貴方の影で消えていった。


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あえて言うなら何故、この寒くなった時期に夏の話を書いたかという事でしょう←
冷房という単語で肩を震わせたのはむしろ桃月です。寒い････
昔の記憶と現実が異なってたら軽く凹むのはみんな同じだと信じたい。
台詞を一切出さない話ってのも面白いね。というか書きやすかった。
明るく終わらせようと思ったけど、『私』と『貴方』を会わせたらあまりにもありきたりだと思って。
個人的には「甘いドラマは～舐め続けるだけ。」ってフレーズが今後つかえるなぁって思った。

甘いドラマを苦い現実のコーヒーの中にぶち込んでまぜれば、本当になるのかしら？
でも、砂糖を入れすぎたコーヒーは飲めないわね。

こんなフレーズを出す話を書いてみたい。何か楽しそうな気がする。
大人の女の人が、ため息つきながらそう言ってくれると相当嬉しい←

結論。
現実の時期と正反対の時期の話を書くな！（それかよ