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この間のプリ5のココナツ話にマジで泣いた。
もう、ただでさえDEN-Oでゆーとに泣いたってのに!!
なので、プリ5のココナツ話というかナッツ→ココ的な、でも結局ココナツ話を書く。



ただ、雨に打たれていた。

彷徨っていると、誰かの足音がして、隠れた。

此処は、僕の知っている場所じゃない。
此処は、僕の知っている世界じゃない。

僕は、孤独だった。



ナッツ!!!ナッツ!!!!

僕を庇って、下敷きになったナッツの怪我はとても酷かった。
所々から、血が出ていて呼吸も小さかった。

しっかりして!!!目を覚ましてくれ!!!ナッツ!!!!

国をナイトメアに奪われ、支配され、壊された僕らには、何も残っていない。
そして、ドリームコレットを守っていた僕らは、ナイトメアに追われていた。

ナッツ!!!ナッツ!!!

ドリームコレットから、全てのピンキーが消えた。
そして、ナッツの体が光に包まれる。

・・・ナッツ?

開かれたドリームコレット。そこからの光に包まれたナッツは、光の粒子となった。

ナッツ?!

光の粒子はコレットの中に入り、コレットは固く閉ざされた。
傷ついたナッツは、その中で眠りにつくのだ。

ナッツ!!!!

そして、コレットはぱっと光って消えた。目の前から、コレットが・・・ナッツが消えた。

「あああぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」


眠りにつくと、恐怖を覚える。
支配された城を抜け出す前、あの女にされた拷問。
赤い羽根が、僕とナッツの体を傷つける。その赤はまるで血の様で、怖い。
城の牢獄、赤い血の跡が点々と残っていた。僕と、ナッツの。
目を閉じると、その風景が明確に現れる。
雨の音を聞くと、人間界にきた孤独を思い出す。

また、一人になるのは嫌だ。


こんこん

ドアを叩く音が静かに聞こえた。
「・・・ナッツ?」
そう確認すると、ドアが開いてナッツがでてきた。その表情は驚きだった。
「な・・・お前・・・」
「え?」
「何で、泣いているんだ・・・」
僕は、泣いていたのか。頬に触れると、冷たいものがあった。涙だった。
「あぁ・・・本当だ・・・」
そして、僕は服の袖で拭こうとした。すると、ナッツがすぐに傍に寄って、抱きしめてくれた。
「え?ナッツ・・・?」

「もう、一人じゃない。」

「・・・なに・・・え・・・?」
「俺が、傍に居るから・・・」
ナッツがそう言うと、抱きしめる腕にぎゅっと力が入った。僕の顔は、ナッツの胸に当たる。
「もう、泣くな。」
「あっ・・・」
その声は、僅かに震えている。
「ありがとう・・・ナッツ・・・」
目を閉じると、また涙がでた。それは、僕の頬を伝って、ナッツの胸に消える。



あれ、ナツココになってませんか?
いや、でもココナツ・・・こ、ココナツ・・・ココココナツ・・・
どうしよう、何かナツココだ・・・
でも私はココナツラブですから。
ココナツ!!!!!!!!!!
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