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眼鏡ってさ、素敵だけど似合う人に会わない人の差が激しいと思う。
だから、ある意味良ちゃんってすごいと思うよ。

そして友人のイラストから誕生物語第二弾。浦→桃です。


「先輩って、絶対眼鏡似合わないよね。」
突然、亀がほざいた。俺の真正面に座って、亀はまじまじと俺の顔を見つめている。
「いきなり、何だよ。」
「だから、似合わないよねって。」
「別に目がわりぃ訳じゃねぇから付けねーし。」
「あ、僕も視力は良いよ。漁師は常に、何処に魚がいるかみないといけないからね。」
にっこりと笑って、亀が言った。
「じゃあ、何でつけてんだよ。」
「僕の魅力を上げるため。」
やっぱり、笑ったまま言った。この亀、こんな顔して「僕に釣られてみる~?」とかなんとか言ってんだろうな。
そして亀は笑顔を解いて、じーっと俺の顔を見つめる。
「・・・何だよ。」
「似合わないよねー・・・」
似合わないって思ってるならさっさとどっか行け。そう思っても、亀は俺の顔を見つめている。
「物は試し、どんなことも試さないとね。」
そう行って亀は眼鏡を外して、身を乗り出して、片手で、俺に眼鏡をつけた。
不意打ち過ぎて、一瞬びっくりした。
「なっ・・・」
「あ、意外と似合うね、先輩。」
亀は少し驚いたような顔をして、ぱちぱちと瞬きをしている。
「いきなりなんだよ?!ボケ亀!!!!」
「別にいいじゃーん、先輩も眼鏡が似合うって事がわかったんだよ?」
「んなのしるかー!!!」
正直、目の前の亀以上に、俺が驚いていた。


耳元に感じる、自分のものではない、体温。
目の前に広がる、自分の見ない、風景。

これが、お前の世界なのかと思うと、驚きが隠せなかった。




にゃほーーーーーーーーーーーっ!
なんか最後の桃が別人ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
そんな感じ。
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