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っつーことでネタを忘れない前に軽く書いてみます。
浦桃です。
「・・・ねぇ、先輩。」
眼鏡をかけた、青のメッシュが入った青年が呟いた。
「僕も、先輩と一緒だよ。」
青年はそう言うとフッと微笑んだ。その笑顔は何故か悲しげなもの。
「ほら、綺麗でしょ・・・先輩」
青年は自分の手を見つめる。その手は、血に染まった赤。
「先輩と、一緒だよ。」
それは、あなたの色だった。
「ねぇ、先輩・・・僕、先輩が好きだったんだよ。」
青年の白いシャツは、血に染まっていた。赤く、赤く。
「僕は、先輩だけが好きだったんだ。」
なのに、何で。
「何で僕を置いていなくなっちゃったの?」
青年は涙に震えそうな声を、絞り出すように言った。青年の目の前にある、赤いものに。
そして青年は跪いて赤いそれに手を触れる。血が、青年の手に染まる。
「先輩・・・好きだよ。」
―――嘘つくんじゃねぇよ!このエロ亀!
怒ったような、声が彼の頭の中に響く。
―――てめぇのいう事なんて、100%嘘じゃねぇか!ったくよー・・・
その声で、青年はまた悲しげな笑みを浮べた。青年にしか聞こえない、あの『時』の声。
「でもね、僕はね・・・」
先輩にだけは嘘ついてないんだよ。
どんな事があっても先輩にだけは本当の事を言ってたんだよ。
―――カッコ悪いよ、先輩。
―――先輩、僕に代わって!
―――先輩の中身って、本当は空っぽじゃないの?
―――先輩、ダメだよー、そんなんじゃ女の子は釣れないってー
―――僕は、先輩の事が好きだから。
「僕は、先輩が好きだよ」
青年は赤い血に染まった、『彼』に向かって言った。赤く、赤く、『彼』は染まっている。
『彼』の瞳と同じ、純粋な赤。
「これで、先輩と一緒だよ。」
悲しげな、けれど穏やかな声で青年は『彼』の隣に横たわった。
「ずっと、ずっと傍に居るよ。」
何かが、潰れるような音が。何かが、切り裂かれるような音が。
「ずっと、ずっと・・・傍に居るよ・・・先輩。」
結局はサンホラの歌。
何だっけー・・・サクリファイス?スターダスト?お、思いだせんorz
あの「おそろーいねー」みたいな歌詞だったはず。って全部うろ覚えかよ!!!
しかし、本当に桃ちゃん死んでます。そして、それを浦が悲しむって感じの話。
浦は先輩にだけは嘘をついてません。きっと浦は本当に好きになった人には嘘つけないキャラだと思いますよ。
そんな訳で浦桃です。やっぱり浦桃がいいですよ。可愛いですよ。