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年に一回
ああ、やっと君に会える
この流星の波を越えて
この星屑の泡を抜けて
ああ、やっと君に会える
「……大げさだなあ」
君が苦笑しながら言う。けれど、僕にとっては重要なことだ。
「君は僕に会えなくても平気だった?」
「ええ」
当たり前のように頷く君。そんな! と僕が叫ぶと君はまた言った「大げさだなあ」
「大げさなもんか! 僕は君に会えなくて悲しかったよ。平気なものか!」
「だってあたしの中にはいつもあなたがいるもの」
君が笑う。言葉の意味が理解できずに君の顔を睨みつけるがごとく見てしまった。君の表情がひきつっていることからわかる。
「あたしは、いつもあなたのことを思っております」
だから、寂しくなんてない。君はそう言うけれど、笑顔が寂しげだ。
「ね?」
君がまた笑う。僕はなんてことをしたんだろう。僕は君の肩を引き寄せた。
「え?」
「でも、やっぱり会いたかったよ」
君の体温に触れたかった。髪の優しい香りを嗅ぎたかった。君の声を聞きたかった。こうやって僕の鼓動を君に聞かせて、君の鼓動を聞きたかった。
「……はい」
やっと君に会える
年に一回
ああ、やっと君に会える
この流星の波を越えて
この星屑の泡を抜けて
ああ、やっと君に会える
サマー・バレンタイン!
(年に一回、愛を囁く)
ああ、やっと君に会える
この流星の波を越えて
この星屑の泡を抜けて
ああ、やっと君に会える
「……大げさだなあ」
君が苦笑しながら言う。けれど、僕にとっては重要なことだ。
「君は僕に会えなくても平気だった?」
「ええ」
当たり前のように頷く君。そんな! と僕が叫ぶと君はまた言った「大げさだなあ」
「大げさなもんか! 僕は君に会えなくて悲しかったよ。平気なものか!」
「だってあたしの中にはいつもあなたがいるもの」
君が笑う。言葉の意味が理解できずに君の顔を睨みつけるがごとく見てしまった。君の表情がひきつっていることからわかる。
「あたしは、いつもあなたのことを思っております」
だから、寂しくなんてない。君はそう言うけれど、笑顔が寂しげだ。
「ね?」
君がまた笑う。僕はなんてことをしたんだろう。僕は君の肩を引き寄せた。
「え?」
「でも、やっぱり会いたかったよ」
君の体温に触れたかった。髪の優しい香りを嗅ぎたかった。君の声を聞きたかった。こうやって僕の鼓動を君に聞かせて、君の鼓動を聞きたかった。
「……はい」
やっと君に会える
年に一回
ああ、やっと君に会える
この流星の波を越えて
この星屑の泡を抜けて
ああ、やっと君に会える
サマー・バレンタイン!
(年に一回、愛を囁く)
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