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はい、タイトル見て浦関係と思った人はお友達です←
しかし今回はノット版権。オリジナルでちびちびっと書きます。
と、いうのも今日遊びに行った帰りの電車で、一緒の駅で降りたおばちゃんの香水の匂いがきつすぎて、今だに体調が悪いという話から思いついた話です。
っていうかそれなら休め!っていう言葉は桃月の耳には入りません←
しかし今回はノット版権。オリジナルでちびちびっと書きます。
と、いうのも今日遊びに行った帰りの電車で、一緒の駅で降りたおばちゃんの香水の匂いがきつすぎて、今だに体調が悪いという話から思いついた話です。
っていうかそれなら休め!っていう言葉は桃月の耳には入りません←
ああ、頭が痛くなりそうだ。彼女の後姿を見ながら僕はそう思った。長い髪を揺らして、高いヒールのブーツを履いて、彼女はつかつかと音を立てながら僕より2,3メートル先を歩く。
満員電車のお陰で、僕と彼女の距離は開いていた。僕は満員電車と言うものがとても嫌いだったけれど、彼女と離れる口実になったので、少しだけ好きになる事が出来た。けれど、降りる駅が一緒というのは全く辛いものだ。そして風向きも悪い。
頭が痛い。この強い香りは僕には辛い。風に当たってもこんなにきつい香りだ、近寄ったら僕は死んでしまうかもしれない。香りを嗅いで死にました、そんなみっともない死に方はするつもりはない。
彼女は後ろに僕がいる事を知りながらも早く歩く。僕も彼女が前にいるのに追いつこうと思って走る事をしない。香りの件もあるが、僕は彼女に近づけない、いや、近付きたくない理由がある。別れ話をしたばかりだから。しかも、彼女からではなく、僕から。だから、僕は近付きたくない。
僕と彼女は1つ先の駅の近くにある喫茶店で待ち合わせをして、別れ話をした。僕が彼女に別れを告げると、彼女は何も言わずに、コーヒーの代金だけ置いてその場を去った。それから5分ほどして、僕も店を出た。きっと彼女は電車に乗ったのだろうと思ったから、その時間に出たのだが、失敗した。
僕はきっと運が悪い人間だ。つい先ほど別れ話とした彼女と同じ電車、同じ車両に乗ったのだから。それとも、彼女は其れを狙っていたのだろうか。
もう一度、僕とやり直したいと思って、わざわざ僕が乗りそうな電車を選び、僕が乗りそうな車両を選んだのだろうか。・・・ひどい妄想だ。そして、僕は前を歩く彼女を見た。彼女は相変わらずのペースで歩いている。
彼女が香水をつける事を僕は知らなかった。普段服装にも化粧にも、ましてや香水にもこだわりを持たない彼女が、香水をつけたことに僕は正直驚いた。けれど、香水をはじめてつける人間はついつい多くつけてしまうそうだ。つまり、彼女は生まれて初めて香水をつけたのだろう。その相手が、僕だった。
其れなのに僕は、彼女との縁を切った。何故そんな事をした?と言われても、僕と彼女の間に距離を感じてしまったからだ。彼女自身もそう感じて、香水をつけた。僕の妄想。
彼女が足を止めた。其れを見て歩いていた僕も、同じように止まってしまった。これではまるでストーカーだ。彼女は一瞬だけ、後ろ、僕を見た。しかし何事も無かったかのように彼女は歩き出した。
ああ、頭が痛い。香水の香りが、僕の鼻に届く。この香り、こんなにきつくなければ好きになっただろうな。そう思った時、僕は気付いた。
距離を置いて、彼女に気付いた。そういえば、彼女と香水を結びつけるものが1つだけあった。彼女の誕生日に、僕は香水をプレゼントした事があった。けれど、彼女は一度もつけてはくれなかった。彼女自身、どうやってつければよいのかわからないと言っていた。僕もわからないと答えると、彼女はつけなかった。
そんな彼女がわざわざ香水をつけた。一体、どうして。思い出した。
僕の誕生日だった。今日は。
まさか、彼女は僕を祝ってくれようとしたのだろうか・・・。前を向くと、彼女はいなかった。ああ、もう分かれ道も過ぎてしまったのか。
彼女は、祝ってくれるつもりで?・・・僕の妄想だ。なんて酷い、妄想なんだ。
:あとがき:
うーん、香水の香りきつかったなぁ・・・。多分、薄めにつけてれば、私あの香り好きだったと思うよ。
やっぱり物事適度な距離が必要だよね。うんうん、そうだそうだ。
とりあえず、久しぶりにオリジナル更新でした。
そういえば台詞のない一人称って初めて書いた・・・よね?うん、多分。うん。
またこんな感じで話書いてみよう。そんな感じ。
満員電車のお陰で、僕と彼女の距離は開いていた。僕は満員電車と言うものがとても嫌いだったけれど、彼女と離れる口実になったので、少しだけ好きになる事が出来た。けれど、降りる駅が一緒というのは全く辛いものだ。そして風向きも悪い。
頭が痛い。この強い香りは僕には辛い。風に当たってもこんなにきつい香りだ、近寄ったら僕は死んでしまうかもしれない。香りを嗅いで死にました、そんなみっともない死に方はするつもりはない。
彼女は後ろに僕がいる事を知りながらも早く歩く。僕も彼女が前にいるのに追いつこうと思って走る事をしない。香りの件もあるが、僕は彼女に近づけない、いや、近付きたくない理由がある。別れ話をしたばかりだから。しかも、彼女からではなく、僕から。だから、僕は近付きたくない。
僕と彼女は1つ先の駅の近くにある喫茶店で待ち合わせをして、別れ話をした。僕が彼女に別れを告げると、彼女は何も言わずに、コーヒーの代金だけ置いてその場を去った。それから5分ほどして、僕も店を出た。きっと彼女は電車に乗ったのだろうと思ったから、その時間に出たのだが、失敗した。
僕はきっと運が悪い人間だ。つい先ほど別れ話とした彼女と同じ電車、同じ車両に乗ったのだから。それとも、彼女は其れを狙っていたのだろうか。
もう一度、僕とやり直したいと思って、わざわざ僕が乗りそうな電車を選び、僕が乗りそうな車両を選んだのだろうか。・・・ひどい妄想だ。そして、僕は前を歩く彼女を見た。彼女は相変わらずのペースで歩いている。
彼女が香水をつける事を僕は知らなかった。普段服装にも化粧にも、ましてや香水にもこだわりを持たない彼女が、香水をつけたことに僕は正直驚いた。けれど、香水をはじめてつける人間はついつい多くつけてしまうそうだ。つまり、彼女は生まれて初めて香水をつけたのだろう。その相手が、僕だった。
其れなのに僕は、彼女との縁を切った。何故そんな事をした?と言われても、僕と彼女の間に距離を感じてしまったからだ。彼女自身もそう感じて、香水をつけた。僕の妄想。
彼女が足を止めた。其れを見て歩いていた僕も、同じように止まってしまった。これではまるでストーカーだ。彼女は一瞬だけ、後ろ、僕を見た。しかし何事も無かったかのように彼女は歩き出した。
ああ、頭が痛い。香水の香りが、僕の鼻に届く。この香り、こんなにきつくなければ好きになっただろうな。そう思った時、僕は気付いた。
距離を置いて、彼女に気付いた。そういえば、彼女と香水を結びつけるものが1つだけあった。彼女の誕生日に、僕は香水をプレゼントした事があった。けれど、彼女は一度もつけてはくれなかった。彼女自身、どうやってつければよいのかわからないと言っていた。僕もわからないと答えると、彼女はつけなかった。
そんな彼女がわざわざ香水をつけた。一体、どうして。思い出した。
僕の誕生日だった。今日は。
まさか、彼女は僕を祝ってくれようとしたのだろうか・・・。前を向くと、彼女はいなかった。ああ、もう分かれ道も過ぎてしまったのか。
彼女は、祝ってくれるつもりで?・・・僕の妄想だ。なんて酷い、妄想なんだ。
:あとがき:
うーん、香水の香りきつかったなぁ・・・。多分、薄めにつけてれば、私あの香り好きだったと思うよ。
やっぱり物事適度な距離が必要だよね。うんうん、そうだそうだ。
とりあえず、久しぶりにオリジナル更新でした。
そういえば台詞のない一人称って初めて書いた・・・よね?うん、多分。うん。
またこんな感じで話書いてみよう。そんな感じ。
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香水より畳と線香の香りが好き
香水ってキツいと最悪ですよね
ウチの親父もその一人(汗)最近は良くなったけど。
U4は香水使わないけど瓶は好きだな。
でもやっぱりシャンプーの匂いが一番ドキッとしちゃうぜ(・∀・)ь☆
以上、ちゃんと作品にコメントしろや
的なオッサンくさいU4でした。
ウチの親父もその一人(汗)最近は良くなったけど。
U4は香水使わないけど瓶は好きだな。
でもやっぱりシャンプーの匂いが一番ドキッとしちゃうぜ(・∀・)ь☆
以上、ちゃんと作品にコメントしろや

なんだか懐かしい気がして好き
本当にきつかったよあのオバちゃん・・・困った。
ああ、うちも兄貴が酷い時期あったよ;使い慣れてないからつけまくって、家族にブーイングされてたよ^^;
香水の瓶ってすごい可愛いよね!香水屋さん(でいいのか?)行くとついつい見ちゃうよ。
シャンプーの匂いは良いよね・・・髪をなびかせた時にこう、香ったらドキンって来ちゃう☆
いやいや、オッサン的なのは私も一緒^^コメントありがとうですー♪
ああ、うちも兄貴が酷い時期あったよ;使い慣れてないからつけまくって、家族にブーイングされてたよ^^;
香水の瓶ってすごい可愛いよね!香水屋さん(でいいのか?)行くとついつい見ちゃうよ。
シャンプーの匂いは良いよね・・・髪をなびかせた時にこう、香ったらドキンって来ちゃう☆
いやいや、オッサン的なのは私も一緒^^コメントありがとうですー♪