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怪しげな創作メモ的な。版権・オリジナル、何でもあり。 このブログを見た後や同窓で公式サイトを見るのはご遠慮ください。
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さて、バレンタインシーズンですね。そんな訳で、ドラズネター^^
どーしよ、とりあえず、エル王よりもキドラミが好きなのでそれで^^
っていうかドラキドラミの3角関係たまんないよね、U4ちゃん!
じゃー、ドラキドラミ!

その日、バレンタインデー。

「・・・理解できない。」
むっすりと暗い表情をしたお兄さん。ああ、本人の前でそんな風に呼んだら絶対殺されるな、と思った。
まあともかく、その俺の彼女の兄・・・のえもんは持っている赤い箱と、俺の持っているピンクの箱を見比べている。
「何がだよ。」
「ちょっと、みせてよ。」
そういわれたので、俺はピンクの箱をえもんに渡す。そして、えもんは2つの箱を目の前に置いて、サイズを見比べた。
「何でキッドの方が僕のより大きいの?」
「そりゃ、愛の差だろ。」
どうだ、まいったか。俺は少し笑いながらそう言った。すると、えもんはふるふると拳を握り、歯を食いしばった。
「・・・おい、どうし」
ばこっ。
「っ?!ってぇぇぇ!!!何しやがるテメェ!!」
えもんは見事な右ストレートを俺にかましやがった。(っていうか普段のキャラが成立してねーぞ)
「愛の差?愛?兄弟愛よりも、恋愛を取るというのか?!」
くわっと、苛立ちを隠せない様子でえもんは叫んだ。(だからキャラが安定してないぞ。)その叫びは流石に驚いてしまった。
「とっちゃったんだから、認めちゃえよ。」
「何っ・・・」
「なぁ、お兄さん?」
その瞬間、次は左ストレートが俺の頬に入った。だから痛いっつーの!!!
「いってぇよ!!!」
「ふざけるなっ・・・返せ!!返せ僕の妹を!!!!」
俺の胸倉を掴んで、えもんは叫びながらぶんぶんと振る。まずい、酔う。
「僕の、美しい、可愛い、すてきな、愛しい妹を!!!あの純粋な妹を!!!!!」
「ああああっあ、ああああああー」
「返せ!!!!僕の、僕の!!!!」
「うぁぁぁあああああ」
「返せ―――――――!!!!!!!!!!!」

「・・・落ち着いたか、えもん?」
「うん・・・ごめん、キッド・・・」
落ち着いたえもんはふうとため息をついて俺を見た。
「本当にごめん。つい、興奮して・・・」
「まあ、俺も言いすぎたよ・・・。あ、そうだ。せっかくだから一緒に食べよーぜ、チョコ。」
そう言って、俺はピンクの箱を見せる。えもんは頷いて赤い箱を開け始めた。
「あ、キッド・・・ほら、高級チョコ・・・わざわざ僕のために・・・」
照れくさそうにえもんが笑った。確かに、有名高級チョコのセットが入っている。早速えもんはそのうちの1つを食べた。俺も、ピンクの箱を開ける。
「キッドのはどう・・・」
その時、空気が冷たくなった。
「・・・手作り」
箱の中はハート型のチョコがいくつか入っている。そのうち、一番大きなハートにはピンクのチョコペンで「大好きなキッドへ」と書かれていた。
「い、いただきまーす・・・」
とりあえず、固まっているえもんを無視して俺は一口食べた。その時、えもんがハッとした。
「なに食べてんの!?」
「はぁ!?」
「僕の妹の手作りをっ」
そう言って、えもんは俺の肩を押した。バランスを崩した俺は、そのまま床に倒れこむ。
「かーえーせっ!!!」
その瞬間、唇が重なった。待て、と声を上げようとしたがえもんの舌が口の中に入り込んで喋れない。
「んっ・・・んぅ?!」
「ん、んっ・・・!!!」
こんこん
「キッド、お兄ちゃん、お茶がはいったよ・・・」

部屋には修羅場の空気が漂っていた。


「・・・キッドのばかぁぁぁぁぁぁぁあたしよりお兄ちゃんの方がいいのねぇぇぇぇっ!!!!」
「ち、違う!!!!大きな誤解過ぎるぞ?!オイ待て!!!!!」
「キッド!!!なんで僕の妹を泣かせたんだ!!!責任をとれ!!!!」
「お前のせいだろうがこの青ダヌキ――――――――――――!!!!!!!!!!!」


:あとがき:
なんて修羅場^q^
でもこんな3人の関係は私、大好きです(笑い

さて、明日ぐらいに更新できたら泉浜あたりを更新したいなーなんて。
いやいや、そんな柿崎柊なんてそんなアッアー←
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ヾ(。・ω・。)ノ
うにゃー
えもんはどら焼き追加してあげたら満足しそうな単純そうなとこがカワユス
キッドはまさかファーストキ‥(笑)


この三人は楽しいね!!

桃月さんありがとう
U4 2008/02/08(Fri)22:38:40 編集
(`Å´<僕の妹ー!
「キッド・・・ごめんね、私・・・誤解して・・・」
最初からそう言ってくれれば、俺は往復びんたを食らうことはなかったのに。そう思いながらも「おう、大丈夫だ。」と言った。
「けど、えもんの方はどうするよ・・・あいつ、相当キレてたぞ・・・」
「大丈夫よキッド!私に任せて!」
にっこりと、自信満々に笑うコイツを信じていいのか、一瞬だけ不安になった・・・。

「ほら、お兄ちゃん。」
そう言って、えもんにドラ焼きを渡した。それだけで済むか!とツッコミを淹れたくなったが、
「・・・わぁい!!ドラ焼きー!!!!」
「・・・はぁ?!」
「ほら、大丈夫って言ったでしょ?」
小さくウィンクをしながら、彼女は言った。俺は、こんな単純なやつに右ストレート左ストレートを入れられたのかと思うと・・・悲しくなった。


多分こんな感じで丸く収まると思う(笑
【2008/02/09 18:57】
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