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怪しげな創作メモ的な。版権・オリジナル、何でもあり。 このブログを見た後や同窓で公式サイトを見るのはご遠慮ください。
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U4ちゃんからリク来たのでドラズのニコフ話♪
本当はニコフ→誰かって事だけど(正直やりにくいので)もう1人のニコフネタww

俺内設定では、ニコフはキレたり満月の夜に別人格出します。
あのー、02コのぎゃんだむのアレルヤとハレルヤみたいな←趣味に走りすぎ
まぁ詳しくは話の中で・・・・かけるのか・・・?

 ほら、俺の声が聞こえるんだろ?
囁く声。耳元で、にやにやと笑っているようだ。気持ちが悪い。
 なぁ、お前は何で俺を閉じ込めるんだ?俺が何をしたって言うんだよ?
お前は、誰だ
 俺は、お前だよ・・・ニコフ。
目の前に、現れた。その男は、自分と同じ姿をしていた。目が赤い。まるで、血のように。
 どうしたんだ?もしかして、ビビってんのか?
お前は、誰だ
 何度言えば良いんだ?俺は、お前だ。わかっているんだろ?
鋭い爪、鋭い牙、鋭い瞳。紛れも無く、自分自身の姿。にやりと笑う姿が、不気味だ。
 なぁ、お前はどうしてそんな風に俺を閉じ込めるんだよ。
一歩ずつ、近付く。これが、自分なのか?これが、俺・・・?
 お前は、知ってるんだろ?この姿が本当、その姿が偽物って。
違う、そう否定しようとしたが・・・言葉が出ない。そして、自分のすぐ隣でくすくすと笑い始めた。
 ほら、否定できないじゃねぇか。偽物君。
これが・・・自分だ。誰でもない、俺が、俺が・・・・・・
 この牙は誰のものだ?この爪は誰のものだ?この瞳は誰のものだ?
それは、俺のものだ・・・
 この声は誰のものだ?この呼吸は誰のものだ?
 この感情は・・・誰のものなんだよ、なぁ・・・ニコフ。
にたりと、笑う。耳元で、小さな呼吸が聞こえた。紛れもない、自分の呼吸。
 お前を認めてくれるのは誰だ?誰も居ないだろう?
「違う、みんな、認めてくれる!!!」
肩を大きく揺らして、呼吸を荒くした。周りを見ると、誰も居ない。けれど、笑い声だけが響いている。
 それはお前だろ?じゃあ俺はどうだ?俺を認めてくれるって言うのか?!
「ちが・・・」
 俺は、誰だ?俺はお前だよ!お前自身だ!!
高笑いが響く。痛い、その声が耳に残って、痛い。
 この牙はお前のものだ!この爪はお前のものだ!この瞳はお前のものだ!
「違う!!!!」
 この声はお前のものだ!この呼吸はお前のものだ!この感情は・・・そうだ、お前のものだろう?
「違う・・・違う!!!」

ぜいぜいと呼吸した時、自分は夕方の教室に居ることに気付いた。机が倒れている。きっと、自分が倒したのだろう。
「・・・自分は・・・」
「・・・ニコフ?」
その声にハッとなって振り向いた。驚いた表情のエルが居た。
「・・・エル・・・」
「どうしたんだよ?机・・・倒れてるし・・・」
「・・・ごめん。」
「いや、お前が悪いって誰も言ってねぇよ。」
へらりとエルが笑った。そして、エルが倒れた机を立て直す。慌てて自分も立て直す。
「お前、どうしたんだ?」
「え・・・」
「なんか顔色悪いから・・・どうしたんだ?」
「・・・ごめん。」
「いやいやいや、謝られてもなぁ・・・」
困ったような笑顔。エルはふぅと大きな息を吐いた。そして、自分をじっと見る。
「泣いてないか?」
「え?」
「なんか泣いてるだろお前。」
「泣いて・・・」
その時、頬に冷たいものを感じた。やっぱり、と言いたげな顔でエルは自分の頬に触れた。
「お前、溜め込むタイプだろ?まぁ、言いたくなければ言わなくても良いけど・・・溜めすぎんなって。」
「・・・ご・・・」
めん、と言いそうになったのを飲み込んだ。
「あり、がと・・・」
「いいよいいよ。ほら、泣くな泣くな。」
エルが頭を撫でてくれた。そこがとても暖かく感じられる。もしも、もしも・・・
「エル・・・」
「あ?」
「・・・もしも、」
もしも、
「人を傷つける牙や、爪や・・・言葉や感情を持っているモノが居たら・・・」
「・・・ああ」
「認めて、くれるか?」
認めて、くれるかな
「・・・そうだなぁ・・・」
うーんと、唸ってエルは考え込んだ。無理なのは、知っている。
「わかんねぇな。」
「・・・うん」
「けどさ、それがこの仲間たちなら、俺は認めるぞ。」
にっこりとエルが微笑む。
「俺さ、馬鹿なのは自分でも認めるからさ、そんな複雑なこと言われても正直わかんねぇんだよ。」
「・・・」
「仲間なら何でも認めるさ。ああ、そりゃ勝手に俺のもの食ったとかなったら流石にキレるけどな。」
「・・・ぷっ」
「ちょっとニコフ?!今笑っただろうが!」
「いや、つい・・・面白い・・・から」
「ったくよぉ・・・まぁいいや。」
そして、エルは立ち上がった。
「あ、そういえば王ドラみなかった?」
「・・・いや、見ていない。」
「そっかー・・・アイツ何処行きやがった、プリントあいつ伝いに提出しねぇと点もらえねぇんだよ・・・」
そう言って頭をぼりぼりと掻きながらどこかへ去ってしまった。

仲間なら、自分を認めてくれるだろうか。
自分という存在を、認めてくれるのだろうか。この牙も爪も瞳も・・・

:あとがきぃ:




あれ、エルニコフってなんすか←
もしくはニコエルってどんだけwwww
でもエル王まんせぁーな人なんで。
さて、ニコフの過去話もそのうち書きたいナwwww
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エルの馬鹿は不思議な力
わーぃニコフだー

ニコフはみんなの中立っぽいよね


それをエルの馬鹿さでぶち破ってるよね(笑)


でも一番はエル王だ・ぜ

桃月さんありがとう
U4 2007/12/16(Sun)22:16:00 編集
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