擬人化いいよね←
そんなわけで某挑戦島の三つ子長男猫×羊女子ネタを
長男猫の一人称でば

「あやしい」
「…は？」 
　俺を睨む彼女が、言った。何があやしい、だよ！ と怒鳴ってやりたいが、それをしたらいつもと同じオチになってしまう。俺、なんかあやしいことした？　今日一日の行動を振り返るが、思い出せない。
「ドットがあたしにこんなものくれるなんて」
　彼女が持つのは俺が先ほど渡したペンダント。キラキラと七色の輝きが、彼女の手の中にある。
「どういうつもり？」
「どういうって、別に」
「…怪しすぎる」
　そこまで言われたら心外だ。ふざけんな！　怒鳴りたい気持ちをぐっと堪える。違う、違うだろ。今日怒鳴ったら、折角の大切な日が崩れてしまう。
「だって、お前の誕生日じゃねぇか」
「……え」
　俺を睨んでいた瞳が、驚きで大きくなる。彼女は何度も瞬きをして「え？　え？」と言った。
「誕生日、って、あたしの」
「そうだよ」
「……」
　彼女があごに手をあて、小さく唸った。そして、深くため息を吐いて俺に言う。
「一ヶ月後、ね」
「へ？」
「あたしの誕生日、一ヶ月後なの」
　だから、「あやしい」ですか……泣きたくなってきた。俺はその場にしゃがみこみ、大きくため息を吐いた。
「……ドット、」
　彼女が俺を呼ぶ。顔を上げて、彼女を見ると彼女は首に俺の渡したネックレスをつけていた。
「あ」
「これ、可愛いよ。あたし、似合ってるかな？」
　困ったように、笑う彼女。いつもと違う、ちょっと少女っぽい笑顔。
「……当たり前だろ！　俺が、お前のために選んだんだ！　似合わないはずない！」
「っ…」
　彼女の頬が、赤く染まる。虹色の光が、彼女の頬を染めたのだろうか。それとも、
「う、……あり、がとう」
　その笑顔は、今まで俺に向けたことがあるもの以上に思えた。ああ、くそう。可愛い。
「嬉しいよ、ドット」


虹色笑顔
（でもさ、ちょっとセンス悪くない？）（お前、貰っておきながらそんな事言うのかよ？！）



：どとらむまんせぇ：
2人とも若干ツンデレ入ってます。私はツンデレ×ツンデレが好きな傾向にあります←
ともかくね、可愛いじゃないか猫×ひつじ！　特にひつじは可愛いよ。ボーイッシュだけど乙女ちっくな一面があるとかたまらんね！
ちなみに年齢設定は大体中学～高校です。