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浅木氏のせいです。どうもこんにちは、桃月ですよ(何)
何ていうか、人を調子付かせようとしたら自分が調子に乗っちゃったっていう話です。
という訳でさ.んげ..つき..のりちょとえんの話です。えん→りちょみたいな話。
「もしもなれるなら、虎にでもなりたいな」
そう自嘲的に呟く彼の横顔が、私は嫌いではなかった。
「……虎?」
「人間よりもよっぽど賢いと見える。私は、そうなりたい」
彼の突然の言葉を理解できず、私はただ彼の横顔を見る。
「私には、人間のほうが賢いように見えるが」
「そうか? 人間はたくさんの生きる術を持ちすぎて、頭が悪いようだ」
彼の言葉はいつも一歩先を歩んでいるようだ。例えば私と彼が同じ空を見ているとしても、彼には全く同じ青には見えていない。それは私と彼が出会った時からもそうだったし、今も変わらない。
「あなたの言うことはいつも難しいよ」
私が言うと、彼は微笑んだ。私を少し見下すような、そんな微笑みを私に向ける。彼のその微笑みも、嫌いではない。けれどその目が私を見ていないと言うことが、少し悲しい。
「袁慘」
名前を呼ばれて、はっと私は顔を上げる。彼は、私のほうを見ていない。
「私がいなくなったらどう思う?」
彼の目に映るのは、何だろうか。私たちの目の前にある夕陽か、人々の影か、家か、それとも
「わからない」
私が答えると、彼は「だろうな」と苦笑いを浮べた。私には未来のことを考えるということは出来ない。それが望んでいない未来だったらなおさらである。しかし、一つだけわかることがある。
「ただ」
「ただ?」
「悲しいと、思う。私は、あなたの友であるから」
その言葉を聞いた彼がやっと私のほうを向いた。その表情はどこか驚いているようなものに見えたのは、きっと私がそうあってほしいと思ったからだろう。それから、彼はまた笑う。
「そうか。そう言ってくれるのは、お前だけだ」
それから彼は私に背を向けて歩き始めた。追いたいと思ったはずなのに、私の足は動かなかった。ただ、私はその背中を見送る。
「……友、か」
自分で言った言葉に、何故自分で苦しまなければならないのだろう。
「もしもなれるなら、虎にでもなりたいよ」
:あとがき:
テラ中途半端^q^
しかし浅木氏がブログで言ってたりちょ→←えんの初恋悲恋の図に俺感動。まじ、まじまじまじツボつきすぎ浅木氏のばーか!! 大好き!!(笑)
ともかくいろいろ勘違いしたえん→りちょでしたとさ。めでたしめでたし(棒読み)