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長く続かなくていいの
悲しい思いは短くしてほしいから
私は永遠なんていらない
君の笑顔だけが欲しかった

灰色の空から振るものが奇跡なら
私の言葉は君にとって意味がないものなの?
一瞬の思いで傷つくなら
君を知らないままでいれば良かった

でも
それでも、
私は君を愛している
私は君に恋している

雪みたいな恋なら
きっといつかは溶けて消える
君が私を忘れていても
私は君を忘れはしない


きっとこの恋は
雪みたいな一瞬の恋



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「どうしよう! チャモが黙ったよ!!」
「あーあ、完全にキレたね」
「今日はデュミコ? サドイン?」
「ナーテひどい! いつも私、みたいに!」
「あたしじゃないもん!」
「……で、どうするスフィー」
「え、私?」
「だってスフィーしかキレ役止めれないもん!」
「そんなこと言われても……私?」
「スフィー、おねがい!」
「おねがいします!」


「それで、何かあったの?」
「…………」
「何も言わなかったらわからないよ、チャモ」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「……、お腹すいてて」
「うん」
「お腹すいてて、二人に八つ当たりした自分に腹が立ってるだけだから」
「うん、そっか」
「……ごめんなさい」
「私じゃなくてさ」
「……あ」


泣きそうな顔をする二人をみた途端、彼女の沈黙劇は終わりを告げた。
「カカは考えすぎよ」
「デュミコに言われたくない」
「だって、カカはそんなに冷たい人じゃないもの」
「そんなこと、」
「カカの手は暖かい。誰かを暖める、優しい手を持つ人よ。それが冷たい人なわけないじゃない」
「あなたの手も暖かいわ、デュミコ」
「わたしの手は、何もできない手だから」

「だから言ったじゃない。デュミコは話を聞かないって」
「スフィーはどうしてそんなに区切れるの!」
「もう、何度もカカから聞かされたからよ」




少年よ、青春を走れ!

今日も今日とて外周、外周
家に帰れば予習、復習

平凡な日々、逃げんじゃねぇ!

休みになればおばけ退治
平日放課後は不思議調査

何が楽しくてこんな毎日!

生き抜くには辛い日もあるし
だけどまだ人生十四年目
勉強と部活の学園生活も
不思議と怪異の非日常生活も
きっとそれが俺の人生!

走って騒いで今日も行く!
たまには歩いて菓子も食いたい!
部活だって腕はまだまだあげるし!
たまには休んでダラダラしたい!

眼鏡越しの青春!
「って言い方も、なんか変だよな」
なんて苦笑いして、今日も始めよう
死にたいんじゃない
この世から消えたいだけ

わかるはずない
私があなたを思っていること

わかっている
あなたがあの子を思っていること

誰にも気づいてもらえない私
誰にも愛されない私
誰にも求められない私

死にたいんじゃない
この世から消えたいだけ

何も助けられない私
迷惑をかける私
あなたを苛立たせる私

私がいる理由なんて何もない
私にできることなんて何もない

この世から消えてしまいたい
誰からも忘れられて
誰も私を知らないでいて

あなたは知るはずがない
私がこんなにもあなたを思っていること




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