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テスト週間なのに自重しない自分あばー!!!!まぁいいや。←
大丈夫、今日は一応すーえーみたから!!!しねじぶん^^


そんな訳で、猫のところのお兄さんと、お兄さんのところのファミリーの部下のレミナさんとの話。

「あなたは何故、そんなにも一人でいるのですか?」
 彼女の問いに、僕は答えなかった。僕は彼女に背を向けていたから、彼女の姿が見えなかった。けれど彼女の目には涙が溜まっているのがわかる。
「さあ」
 僕が一人でいる理由なんて、君にはきっとわからないだろう?たとえ説明したとしても、きっと君は怒るだろう。だから僕は君に絶対理由を言わない。
「私たちの事が信頼できませんか」
「しているつもりだよ」
「ならば何故」
「僕に聞かないで」
 僕は彼女の方を見るように振り向いた。やっぱりな、彼女の瞳には涙が溜まっている。何時溢れ出てもおかしくない量の涙が。
「なら、何で君は泣きそうなの?」
 僕の問いに彼女は一瞬驚いたような顔をした。その瞬間、涙が落ちた。もしかして、彼女は今泣きそうなことに気付いていなかったのだろうか。
「・・・私は」
 彼女は目に溜まった涙を首を振ることで落とした。そして手で軽く拭ってまた僕を見つめる。
「私は、あなたを支える一部になりたかったんです。」
「へぇ?」
 僕は挑発的な声を上げた。すると、彼女の表情が険しくなった。なんてわかりやすい人間なんだろうか、彼女は。
「くだらないと、思われているのですか?」
「そう捕らえたか・・・」
「それでもいいと思っております。」
「何で?」
「私はあなたを助けたかった。」
 ・・・
「僕を?」
 君が、
「助ける?」
「はい。」
 僕の問いに強く彼女が頷いた。彼女のことはよく知っているつもりだったが、ここまで簡単な人間だとは思わなかった。
「くだらないね。」
 僕はそう言って、彼女に背を向け、歩き始めた。その瞬間、肩をつかまれた。

 頬に痛みを感じたのと、僕が倒れこんだのはほぼ同じタイミング。

「・・・」
「・・・」
 僕の目の前には彼女がいた。彼女は倒れている僕を見下している。
「・・・いたい」
「すみません」
 その言葉には、反省の欠片が含まれていなかった。むしろ、自分がした事は正しい、といいたげな。
「何でこんなことしたの?」
「腹が立ったからです。」
「・・・君、仮にも僕は上司だよ。」
「はい、すみません。」
 だから、君の言葉には反省要素がない。
「しかし、私にも感情があります。」

「私にも、プライドって言うものがあるんです。」

「誰より支えている、っていうプライドがあるんです。」

 嫌に真剣な瞳で彼女が言った。まっすぐすぎる瞳は、僕を貫くように見つめている。
「・・・なるほど。」
 僕がそう言うと、彼女は僕に手を差し出した。
「申し訳ありませんでした、ボス。」
 僕は彼女の手を掴んで起き上がった。
「いや、いいよ。」
 むしろ、悪かったね。君のプライドを傷つけるような事をして。


(ところでボス、書類を)(さーておでかけだー)(逃げないで下さい)(わー、怒った怒ったー)ぱんぱんぱーん



:あとがき:
れみたんはお兄さんのこと好きすぎて好きすぎて好きすぎて好き過ぎるんだよ。
お兄さんが好きだけど、本人の事を何にも知らないっていう事が、すごい嫌なんだよ。結局自分は何にも出来ないのね、っていう。
だからレミナは言わないんだよ。お兄さんに好き、なんて。どういっても伝わらないって思ってるから。
そんな感じだ。
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