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怪しげな創作メモ的な。版権・オリジナル、何でもあり。 このブログを見た後や同窓で公式サイトを見るのはご遠慮ください。
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夏の夜に花びらが落ちる

「きれいだね」
隣で言う君の方がきれいだと僕は知っている
けれど、その手を握る勇気がない
「そうだね」
と僕がうなづくと君の手が僕の手に触れる
好きだなんて、君には言えない
君にはきっと僕は釣り合わない

「きれいだよ」
僕の言える言葉は、ただそれだけで
君と出会えたひと夏も、もう終わる
「きれいだね」

夏の夜に花びらが落ちる
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何でよ

あたしが嫌いになったって言うの?
あたしが好きって言ったじゃない!
嘘だったの? あの愛は嘘だったの?

結局、一時の恋……なんて言わないでよ!
あたしとは遊び?! どういう事?!


あたしは………
あなたのことが、………

「さようなら」の理由なんて
こんなにも単純なのね

あたしの愛の理由なんて
こんなにも単純なのにね

それが嘘ならいいのに


君が見て
僕を見て
その度に
胸が痛む


君を見て
僕が見て
その度に
胸が痛む



君の隣に
彼がいる
見る度に
心が痛む

君を見て
彼を見て
笑う度に



この心臓の痛みは
きっと誰にも治せない
僕の心臓の痛みは
きっと君にも治せない



携帯から小説あげることが楽しいことに気づきました←
そんなわけでみんきぃの泉夢に萌えたので書いてみたり^^



 苦手だな、あの人。
 ちらりと視線をずらして、授業中の彼を見る。真剣そうな顔してるけど、すぐに大きなあくびをする。先生、気づいてないな。
 そりゃ、傘貸してくれたり自転車乗せてくれたり、悪い人じゃないのは知ってるけど。でも傘…は借りたわけじゃないよな、あれは。自転車も……激しかったとしか言いようがない。


「何してんの?」
 そのちょっと低い声に、肩がびくりと震えた。ビビるな自分、そう思っていても植え付けられた苦手意識はなかなか取り除けない。
 駐輪場の前でしゃがんでいる私を、彼は…泉くんは見下すように見ている。実際、見下す形になっているのだろうけど。なんかその姿、似合う気がする。
「何って」
 ことばが続かない。今の私には潤滑油が必要だ。ちなみに潤滑油という言葉は今日の現代文の授業で出ていた。
「何って?」
 泉くんがことばの続きを求める。いやいやいや、そんな優しげな声だしてもやっぱり苦手なんですけど! とか思っていると泉くんは小さくため息をついた。
「……あのさ」
「ふぇ?!」
「………お前、俺のこと嫌い?」
 えぇぇぇえぇ?! な、何でそうなるんだよ!? 頭が完全に混乱してる。泉くん、不機嫌そう。
「な、なん、で」
「だって、俺と話すときガチガチなるじゃん。視線そらしたりとかさ」
 わわわ、そんなに私、泉くんにあからさまな態度とってる……よね。そりゃ泉くんが怒るのも仕方ない。
「う……」
「何で? 俺、何かした?」
 私は首を振る。君は何もしてないよー、ただ私の一方的な苦手意識なだけだよー……と言いたいのに。
「……で、何でここにいるわけ」
 お、怒ってる。怖い声で泉くんが尋ねる。
「ま、ってるの」
「誰を? 花井?」
 首を振る。泉くんは無言で私を見る。この沈黙、すごく怖い。
「泉くんを待ってたの」
 すると、泉くんは何度も瞬きをした。自分をすっと指差して、言った。「俺?」
「前に、自転車乗せてくれたお礼、に」
 私はそういって、鞄の中からお礼を取り出す。一応男の子に渡すものだから、とプレゼント包装は水色にしている。
「わざわざいいのに…」
 頭をかきながら、泉くんが言った。何でか知らないけど、少し笑ってる。初めてこんな風な泉くんの顔を見たような気がする。
「ありがとよ」
 笑った。泉くんが笑ってる。マジで笑ってる。部活してるときの姿をたまに見るけど、かっこいいなあと思っていたけど、改めて、こう、真っ直ぐ見ると……ダメだ、目が合わせられない。
「開けていいか?」
 真横を見ながら、私は泉くんの言葉にこくこく頷いた。
「タオル?」
 泉くんがそんな声を出すなんて、ちょっと驚いた。そして、泉くんはタオルを取り出す。包装と同じ、水色のタオル。
「部活で使うものって思って」
「………」
 あああ、沈黙がぁ………泉くんはいろいろな角度からタオルを見つめている。
「助かる」
 穏やかに、泉くんが笑った。
 心臓が高鳴ったのは、きっと初めて見る泉くんの表情に緊張したからだ。じゃないと、この緊張に理由ができてしまう。
「あのさ」
 泉くんが話を切り出す。どうしたんだろう、そんなに真剣な顔をして。
「……一緒帰らない?」
「う?」
「なんだよ、う? って」
「い、泉くんの沈黙って緊張するよ……」
 私が言うと、泉くんが小さく視線を逸らした。口が、わずかに動いたのが見えた。
「いま、なんて」
 私が尋ねようとした瞬間、泉くんが私の腕を掴んでいた。
「にゃ?!」
 突然のことに、言葉が出てこなかった。そのまま、泉くんは私を引っ張って自転車に乗せた。
「送るから」
 そう言った時には、泉くんは自転車にまたがっていた。早っ、と思いながらも私も自転車にまたがっていたわけだけど。
「行くぞ」
 そう言って、泉くんはペダルをこいでいた。




:あとがき:
みんきい……君の夢はなんであんなにかわいいんだよ………(´ω`*)
自分が書くとどうしてもパッとしないという罠←
でも書いてて楽しかったけど、ね!^^
ちなみにタイトルは……ね!←
擬人化いいよね←
そんなわけで某挑戦島の三つ子長男猫×羊女子ネタを
長男猫の一人称でば
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