忍者ブログ
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[07/09 U4]
[06/29 かのん]
[02/04 U4]
[01/29 U4]
[09/11 こぎつね☆]
最新TB
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析
怪しげな創作メモ的な。版権・オリジナル、何でもあり。 このブログを見た後や同窓で公式サイトを見るのはご遠慮ください。
[224]  [223]  [222]  [221]  [220]  [219]  [218]  [217]  [216]  [215]  [214
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

これからだよ!!(←

つまり忍たまにはまったからCP話が書きたくなったって事です。
しかも文三木←
だって会計委員会のあの二人は夫婦ry


 何をしているバカタレ!
 先輩の怒鳴り声が、頭の中で響く。想像だけれど、はっきりと私の中でその声は響いていた。
 今日は、会計委員会。でも、私は行く気がしなかった。

「スランプだよー、それって」

 と、同級生のタカ丸が言っていた。
 ユリ子を見るのも何故か憂鬱で、銃器には触れたくなかった。このごろ何をするにもやる気が出ない。それをタカ丸に聞いてみたら、いつも通りの穏やかな声で言った。

「そういう時って、気分転換に別の事をするとかー、あと休むことが大切だと思うよ?」

 頭がぼんやりとする。もう、寝ようかな。

「田村!」

 嘘だろ、と私は思った。ゆっくりと後ろを振り向いて、声の主を見た。

「潮江……先輩」
「何をしている! もうすぐ委員会が始まるぞ」

 この後すぐに、バカタレ! の言葉がかかるだろう。潮江先輩は私のほうへ一歩ずつ近付いてきていた。目をつぶって、肩をすくめる。くるぞ、怒鳴り声。
 しばらく無言。怒鳴り声、いつくるんだろうと思っていたら額に何か暖かいものが触れた。

「熱い」
「……え」

 目を開くと、すぐ目の前に潮江先輩がいた。先輩の右手が、私の額に当てられていた。もう一方の左手は、自分の額に当てている。

「田村、風邪か」
「いえ、大丈夫……」

 そのとき、体がふわりと上がった。

「保健室行くぞ」
「潮江先輩っ?!」

 私は潮江先輩に抱えられていた。肩と腰を抱えられて、潮江先輩は歩き出していた。その表情は、少し焦っているようだった。

「先輩……?」
「何故、体調が悪いと言わない。このバカタレ」
「すみません……」
「最近、調子が悪そうだから心配して見に来たら……忍者たる者、体調管理も自己で行わなければならんのだ」
「はい…………、え?」

 一部引っかかる言葉があった。
 調子が悪そうだから? 心配して?

「私を、心配?」
「何を意外そうな顔をしている」
「だって、先輩が……私を?」
「委員会の時も、様子がおかしかった、し……その、実習中の様子も変だったから……」
「実習、って……四年と六年は違う実習してるじゃないですか? どうして……先輩が?」
「俺の視線に気付いてなかったのか、お前」

 先輩が睨みつけるように私を見る。けれど、少しだけそれが緩くなって潮江先輩はため息をついた。

「忍者としてなってない。敵の視線に気付けなかったらどうする」
「先輩がそれだけ忍べているって、ことですよ」

 私が言うと、先輩は小さく笑った。そんなに見られているなんて、やはり会計委員は気を抜くなという先輩の釘だろう。怖いものだ。
 保健室に着いて、先輩は私を布団の上に乗せた。

「今日は休め」
「はい……すみません、わざわざ委員会あったのに……」
「いいんだ、別に」

 お前のためなら、と先輩は言った。

「……私のため?」

 先輩の頬が、少しだけ赤い。

「体調が良くなったら、また算盤もってランニングだからな」

 逃げるようにそう言って、先輩は保健室を出た。

「…………嘘だ」

 そんな風に言われるなんて、どうしたら良いんだ。



気付いてしまったこの思い
(しかも先輩赤くなってたから、かなり照れてる……?!)








gdgd乙^q^
ただ完全にもんじは私の中で変態でstkだと思います←
あとへタレもんじだといい! きもんじでもいい!←
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
この記事のURL:       
←←   愛は嘘みたいに  HOME  (no subject)   →→
忍者ブログ*[PR]