夢見る乙女は花のよう

淡い桃色
ピンクのときめき
黄色い言葉
弾むイエロー

恋に恋して花になる

海を越えて
空も飛べる
あなたの愛
わたしの恋

いずれ花は枯れてゆく

冷たい雨
空は灰
地面に落ちる
あなたはどこ？

恋する乙女は花のよう

最高の美をみせたあと
誰も知らぬうちに枯れてゆく

恋は恋して花になる

なんか

必要と

されてない

感じですか



満足に愛を語れない
私はただの屑

早く捨ててくれればいいのに
服に付きっぱなしの屑は
みっともないだけよ

あなたの傷を受け入れられるほど

わたしは優しい人間ではないの

でもあなたの前ではいい人でいたいから

わたしはいい人ぶるのです


あなたの傷を癒せるほど

わたしは強い人間ではないの

でもあなたの前では強くありたいから

わたしは強い人ぶるのです


嘘つきって言わないで
気付かれたくない時間がほしいの

離れないでって言わないで
優しくない強くない私でいたいの

あなたの傷はあなたのもので
何もできない私がいるの


自分を癒せるのは
自分だけ

私の傷も
あなたの傷も

同じようで違うもの

中途半端とか、
完璧じゃないとか、

それでもいいから
君の声が聞きたい


これは僕の、エゴですか？


未完成とか、
周りがとか、

気にしないでいいから
君の声が聞きたい


僕の欲望を、埋めるため。

僅かに流れるその電波で
鼓動が少しずつ狂う
頭が少しずつズレる
全てが少しずつ変わる

あなたは知らない電波で
あたしが少しずつ狂う
あなたが少しずつズレる
私は少しずつ変わる

日々交わされる言葉電波で
街が少しずつ揺れる
足が少しずつ交わる
体が少しずつ触れる

画面の向こうに何がある？
広がる空虚な空間

電波の先に何がある？
終わらない空白の空間

小さく流れる涙は電波
きっと君には届かない
きっとあたしは気づかない
きっとあなたは知りもしない
きっと私は送りもしない

きっと世界は
囲まれている